お知らせ・コラム

2016.11.24
住宅・不動産・相続のコラム
お金を産む住まい

54年ぶりの雪から始まった1日

寒い・・・寒すぎます。このコラムを書いている今日、東京や横浜で11月に54年降りとなる雪が降りました。54年ってそんなに降っていないの!?って感じですが今は止みました。その余韻と言うかなんと言うかとにかく寒いです。それにしても最近の気象予報の精度って高いですね。またインターネットから世界の風の流れや、雨、雪雲のレーダーなどさまざまな情報を得ることができて役に立つし面白いです。このような話を書いていて「自分って気象おたくかも」と最近思うようになってきました。雪となるとトラブルも多々あり、たくさん書きたいことがありますが無駄話はこのくらいにして本題に入ります。

今回は「お金を産む住まい」と少しだけ刺激的なタイトルにさせてもらいました。一応断っておきますが儲かる話でもありませんし、必ずお金が入るわけでもありませんので悪しからず。

 収益物件+自己居住の家のお話し

不動産や家は自分で住むとしたら、借りるか、買うか、貰うかの3つくらいが方法になるでしょうか。貰うっていうのが一番魅力的ですが、ただほど高い物は無かったりして一般的には借りるか買うかです。一方で貸す人や売る人がいます。そのような人たちは元々持っていて貸したり売ったりするか、または買って貸したり売ったりしています。最後の買って貸したり売ったりすることを、不特定多数に行えるのが我々宅建業者です。その中に買って貸すことだけを行っている大家さん業は若干流行っていて、会社員として働く傍らで事業をしている人たちもいます。

自分の住まいを持ち働きながら別の収入を得るなんて、とても魅力的ですがリスクが高そうとか、知識が必要そうとかいろいろと敷居が高いです。そんななか自分の居住用として買いながら、人にも貸せて家賃を得られるような物件のお話しなのです。実際にはそういう物件は大きなマンションを1棟買ってそのうちの1部屋を自分たちが住むということになるか、テラスハウスというひとつの敷地に2世帯分の家があるような二世帯住宅のような物件です。1棟のマンションを買うとなるとそれ相当の費用が掛かりますのでやはりリスクは高い。元々賃貸テラスハウス用に建てた家は正直言ってチープ、自分が住むには気に入らないことも多くなります。

今回の物件は将来的に二世帯住宅を必要とされている方や、中古でも良いから広い土地や、なかなか出ないエリアで探しているという方。特に、今は2世帯住宅はいらないけど将来的には必要になるという方。こういうニーズは昨今の高齢化や保育園不足など、様々な時代の問題に伴いとても増えていくと思います。当然そういう物件を新築したり、土地から建てていくにはコストも掛かるし物件の出る確率も減る。以前の「中古住宅の可能性」というコラムでも書きましたが、そのような時代の流れからもストック住宅は様々なメリットが有りそうです。

2SLDK+3LDK 家賃収入は年間204万円

この物件の価格は6,180万円です。仮に自己資金を180万円投入し(諸費用別)借入れを6,000万円としましょう。6,000万円って結構な借入額ですね。ある銀行の住宅ローンで変動金利2.475%から最大優遇を受けたとすると0.6%になります。それを35年で返済すると、月々158,417円になり収入が支出を上回ります。「え、住宅ローンがただになるの!?」という話に聞こえそうですがそうではありません。あくまでも、収支の仕組みを判りやすくする為に算出しました。

実際にはリフォーム費用を必要とすることにより金額が上がったり、金利優遇は人によりますので、どこまで受けられるかは審査結果が出てからです。また一般的に住宅ローンは居住用不動産に貸し付けるものですので、賃貸部分は金利や借入期間など住宅ローンとは異なります。家賃収入が35年同額で続くということも難しい考えですし、賃借人が契約を止めてしまえば収入は無くなります。そう話していくとあまり良さそうな話でもなくなります。因みにこの物件に限っては現況未登記部分があり容積率がオーバーしています。

さまざまなハードルもありますが、田園都市線の宮前平駅徒歩圏で旧分譲地内に土地は約55坪、学区は帰国子女を受け入れるなどの特色を持ったエリア、などの物件としてのポテンシャルが高い為、ちょっと変わった不動産・住まい購入を考えている方にはお勧めできます。

詳細は弊社HPの物件ページSUUMOをご覧ください。時代の先にいく住宅購入かもしれません。