久しぶりのコラムになってしまいました。気付けば6月、来週には梅雨入りするとかしないとかで、いつも通り時間の経過は早いです。
世の中は6月に入って日経平均株価が2万円を超えたとか、有効求人倍率がバブル期を超えたとか何だか景気の良さそうな話が聞こえてきます。ついでにビールやハガキ、日用品などの値上げもさらっと行われました。
長い間不景気と言われていた世の中、個々では乏しい実感だとしても上向きの雰囲気が出ているのでしょうか。当然市場に敏感な不動産や住宅も値上がり傾向です。
住宅や不動産の場合景気上昇に対して少しタイムラグが有ります。それは我々業者が土地を仕入れてから商品として形成させ、更に建物を建てて販売されるため沢山分譲されているような多棟現場だと、2年位前に仕入れた土地ということになります。現時点でも数年前に比べると土地や建物の販売価格は上がっていて、その時の仕入れ値よりも今は上昇傾向にあり、いろいろな業者さんと話をしていても「高くて買えない」と仕入れに苦労されているようです。
と言うことは1年先、2年先に販売される不動産や住宅は「今よりも高い」可能性があります。イラストの顔はニコニコですが買う側にとってはニコニコできませんね、もちろん物価が上昇することに併せて収入が上がれば良いのですが、いつもそうならずに景気がドーン!と下がってそれに併せて地価がドーン!と下がります。
不動産の恐いところは土地の坪単価が下がるわけですが、土地1坪じゃ家が建ちません。少なくとも20坪とか30坪必要になります。1坪あたり5万円変動したとすると100万円から150万円変動します。額が大きいですね。
私はお客様によく住宅購入についていつが良いのか?と聞かれることがあります。ただ上記のような景気や地価の話を中心に考えてしまうと、なかなか家は買えなくなってしまいます。だってリスクだしそのリスクも大きいし恐いです。でも住宅の場合はいわゆる投資物件や収益物件とは違いますので、自分たちがそこに住んで楽しく暮らすという目的が重要です。またお子様の生誕、入学などのタイミングや事情は各家庭によっても異なります。
だから、買いたい時、欲しくなった時が買い時だとお伝えします。なんと無責任なと思われる方もいると思いますが、家は究極の衝動買いともお話します。あれこれ難しいことを考えると買えなくなるという性質があり、ある意味「エイ、ヤッ」で買わないと買えなくなります。
ではそのために何をしたら良いかというと、どんなに景気や時代が変わっても自分たちでその物件や周辺環境を見てみることです。その為には我々のような業者を有効に使うことです。インターネットやメールなどの手段が発達した分だけ、直接物件を見ることは最後の最後に持ってくる人が多いようです。何故ならば不動産業者ともなるべく関わりたくないし、ネットで色々解るしということのようです。
それでも良いのですが、「実際に見たら思ったよりも良かった」などの言葉を多く聞きます。
やはり「百聞は一見に如かず」なんだと思います。
景気上昇中・物価も上昇中
久しぶりのコラムになってしまいました。気付けば6月、来週には梅雨入りするとかしないとかで、いつも通り時間の経過は早いです。
世の中は6月に入って日経平均株価が2万円を超えたとか、有効求人倍率がバブル期を超えたとか何だか景気の良さそうな話が聞こえてきます。ついでにビールやハガキ、日用品などの値上げもさらっと行われました。
長い間不景気と言われていた世の中、個々では乏しい実感だとしても上向きの雰囲気が出ているのでしょうか。当然市場に敏感な不動産や住宅も値上がり傾向です。
仕入れ値が上昇中
住宅や不動産の場合景気上昇に対して少しタイムラグが有ります。それは我々業者が土地を仕入れてから商品として形成させ、更に建物を建てて販売されるため沢山分譲されているような多棟現場だと、2年位前に仕入れた土地ということになります。現時点でも数年前に比べると土地や建物の販売価格は上がっていて、その時の仕入れ値よりも今は上昇傾向にあり、いろいろな業者さんと話をしていても「高くて買えない」と仕入れに苦労されているようです。
と言うことは1年先、2年先に販売される不動産や住宅は「今よりも高い」可能性があります。イラストの顔はニコニコですが買う側にとってはニコニコできませんね、もちろん物価が上昇することに併せて収入が上がれば良いのですが、いつもそうならずに景気がドーン!と下がってそれに併せて地価がドーン!と下がります。
不動産の恐いところは土地の坪単価が下がるわけですが、土地1坪じゃ家が建ちません。少なくとも20坪とか30坪必要になります。1坪あたり5万円変動したとすると100万円から150万円変動します。額が大きいですね。
そうすると出てくる話題は「いつが買い時!?」です
私はお客様によく住宅購入についていつが良いのか?と聞かれることがあります。ただ上記のような景気や地価の話を中心に考えてしまうと、なかなか家は買えなくなってしまいます。だってリスクだしそのリスクも大きいし恐いです。でも住宅の場合はいわゆる投資物件や収益物件とは違いますので、自分たちがそこに住んで楽しく暮らすという目的が重要です。またお子様の生誕、入学などのタイミングや事情は各家庭によっても異なります。
だから、買いたい時、欲しくなった時が買い時だとお伝えします。なんと無責任なと思われる方もいると思いますが、家は究極の衝動買いともお話します。あれこれ難しいことを考えると買えなくなるという性質があり、ある意味「エイ、ヤッ」で買わないと買えなくなります。
ではそのために何をしたら良いかというと、どんなに景気や時代が変わっても自分たちでその物件や周辺環境を見てみることです。その為には我々のような業者を有効に使うことです。インターネットやメールなどの手段が発達した分だけ、直接物件を見ることは最後の最後に持ってくる人が多いようです。何故ならば不動産業者ともなるべく関わりたくないし、ネットで色々解るしということのようです。
それでも良いのですが、「実際に見たら思ったよりも良かった」などの言葉を多く聞きます。
やはり「百聞は一見に如かず」なんだと思います。