お知らせ・コラム

2017.10.01
住宅・不動産・相続のコラム
住みたい街ランキングと南武線

住みたい街ランキングってどう思う?

秋です。あっという間に10月に入ってしまいました。いつもながらに時間が経つのが早く9月のコラムを更新し忘れていました。

最近の記事なのかは不明ですが、HOME’Sの住みたい街ランキング2017を見ました。SUUMOなどの住宅系ポータルサイトでは、取り扱っているのが住宅・不動産ですから当然このようなランキングを見ればこれから引っ越しを考えている人は気になりますよね。他にも経済紙系のサイトなどでも、不動産の価値をランキング化させたいからか毎年やっていますね。

HOME’Sの記事は買って住みたい街と借りて住みたい街に分けてランキングしていますが、ここでは首都圏版買って住みたい街のお話しを。以前は吉祥寺が不動の1位みたいなイメージでしたが、今年は急に船橋だそうです。一昨年位から吉祥寺や横浜辺りが上位からは後退したとは思っていましたが、船橋というのは正直意外ですね。結局これってアンケートを取っている人が今住んでいる場所や勤務地、世代や性別によっても大きく異なってきますし、本当に引っ越そうと思って考えて思う住みたい街と、もしも住むなら?的な仮想での回答とでも大きく違うんでしょうね。


神奈川県のトップは戸塚が4位に

戸塚は数年前から駅前を再開発して確かに街並みが変わりました。都心へのアクセスが良いのも理由でしょうかね。でも私の主観では一戸建ての割合の方がマンションよりも多く、一戸建てはバス便の印象ですね。13位の辻堂、14位の本厚木、が戸塚に続き、やっと15位に横浜、18位に武蔵小杉だそうです。そして上位20位は例年都心に集中する傾向が、東京都5駅、神奈川県6駅、千葉県5駅、埼玉県4駅と分散された結果が出たそうです。



弊社の商圏内には武蔵小杉が有りますが、正直このままどんどんランキングからは下がって欲しいです。というのもこのようなランキングだけで左右されることは有りませんが、武蔵小杉周辺の地価はやはり高い印象です。少し前であれば一般のお客様が買う値段で業者がどんどん買っていくという話をよく耳にしました。東京から見た多摩川向こう=川崎市辺りは都内の地価が上がってくると、都心に近い事もあり、都内の土地を買えなくなった業者がすぐに参入してきます。そこで競争が激化していき地価が上昇する構図です。そして必要以上に上がった地価はどうなるか?答えは簡単、下がります。じわじわと下がっていくのであればまだ良いですが急落は困ります。

沿線別なら南武線はどのくらいの人気!?

地価上昇率ならば神奈川県一になってしまった武蔵小杉ですが、東横線や横須賀線の縦の線に対して横を走っているのがJR南武線です。車両数の問題なども有るようですが近年混雑率も上昇しているようで、たまに電車に乗ると通勤時間帯でなくても混雑しています。これも武蔵小杉の影響なのかもしれません。

とは言っても東急線や小田急線のような私鉄沿線に比べて外部からの人口流入は少ないイメージです。私が子供のころに持っている南武線のイメージと今の南武線では比較にならない位良いイメージですが、例えば川崎市のことをあまり知らない人達がわざわざ南武線沿線で物件を探すことは無いのではないでしょうか。

でも実はそこが良いところでして、先に書いた住んでみたい街ランキングは住んだことが無いからこそのランキングですが、もしも住んだら思いの他良かった街ランキングが有れば結構上位に来ると思います。それほど1回南武線沿線に住んでしまった方は南武線からは離れなくなります。(あくまで持論です)例えば神奈川県は山坂の多い県で川崎市だけをみても北部はアップダウンがきついです。それでも南武線沿線だけは平坦で自転車でどこへでも行けてしまったり、多摩川水系が近く意外と緑が多く子育てをする環境が整っていたり、デパートのような商業施設は少なくても生活に必要な買い物は大体不自由しません。そして一度は乗り換えが必要になりますが、都心へのアクセスも便利などなど。

住みたい街ランキングに到底入ってこない代わりに(武蔵小杉以外)地価も安定していて、極端に値下がりもしないし極端に上がりもしません(今は上がり傾向ですが)

20年近く南武線沿線を中心に住宅、不動産を取り扱ってきた素直な感想です。住んではいませんが「住めば都」なのです。

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